万年筆というと、書き味の良さはもちろんのことたくさんのカラーがあり濃淡を楽しんだり…と良いこともたくさん。でも遠のいてしまう時の原因のひとつが『手入れが面倒』問題。
コツを掴んで慣れてしまえば実際は面倒ではないのだけど、もっと手軽に万年筆のような書き味を味わえたらと思うことはあるはず。
カラーに拘らなければ手軽に万年筆のように書けるペンがいくつかあるのでその中のおすすめ3本を紹介・レビューします( ´∀`)
トラディオ・プラマン
作られたのは今から40年以上前の1979年。当時万年筆は書き味や筆跡の綺麗さに評価はされていたものの、高い筆記具であったためボールペンなど他の手軽に使える筆記具に比べて使われることが少なくなり、「嗜好品」として生き残ることに。
そこで、万年筆のような書き味を安く手軽に使えるようにとペンてるで開発されたのがプラマンなのです。
外装

持ちやすい太めのボディでカラーは落ち着いた印象のブラック。小窓が付いているのでインクカラーが蓋を開けずにわかるのも使いやすくて良きです(´・∀・`)ちなみにインクカラーは黒・青・赤の3種類。
ペン先・書き心地

普通のペンとは違いこのようなペン先になっています。


ペン先のホルダーが左右非対称。これによって「しなり」に違いが生まれ、太さを変えたり、とめやはらいを表現出来る構造になっていて角度やホルダーの長さで字が変わります。

ホルダーが短い方を上にするとしなりが大きくなり太めに、長い方を上にするとそれより細くなり、完全に横向きにすると1番細い線に。
筆ペンだと力加減が難しかったり万年筆だと硬すぎたり。プラマンはプラスチックのペン先のおかげでそれが簡単に表現出来るのです。

実際の書き味はというと、すごく滑らかで万年筆のような、筆ペンのような書き心地なのにどこか水性ペン感覚にも陥るような不思議な感じ。
この感覚はぜひ味わってみて欲しい。発色も良く、特にブルーはKawacoのロイヤルブルーを思わせる綺麗な青でおすすめです( ´∀`)
インク交換

カートリッジ式でカートリッジのみも販売しています。
Amazon・楽天だと店頭よりも安く購入できます!〃´∀`)
TACHIKAWA 新ペン先 School G
以前他記事でも紹介したTachikawaの「新ペン先SchoolG」。



こちらはプラマンに比べてかなり万年筆寄り…というか万年筆。元々は漫画やイラストを書く用のペンとして発売されていますが、その書き心地は字を書くだけにしても抜群。
ぬらぬらというよりはカリカリタイプ。細字タイプのペンが好きな方には特にぜひ使ってみて欲しいです( ´∀`)
COPIC DRAWING PEN
こちらもTachikawaの新ペン先同様ほぼ万年筆型のペン。Tachikawaとの違いはインク交換不可で使い切りタイプです。
外装・ペン先

シンプルな外装で軽く持ちやすい外装ですが

ペン先はしっかりと万年筆なので、気軽に万年筆やつけペンの書き心地を楽しむことが出来ます。
書き心地と太さ・カラー

太さ・カラーが2種類あり、Tachikawaのペンを持っていることもあって私は太めのFO2を選びました〃´∀`)

光加減でなかなか上手く撮れずわかりにくいのですが、他のペンに比べてインクが薄く茶色がかったブラックです。これはこれで好きなのですが、単体で見ても分かるぐらいなので、ブラックインクのつもりで買ってしまうとびっくりしてしまうかも。
でも書きやすさは負けず劣らずでこちらは水性ペンのようにサラサラ書けてすごく書きやすい( ´∀`)使い切りな分他の2本に比べてコスパは劣るものの、日常使いしやすいしCOPICの他のシリーズと合わせて使ったりと使い方の範囲も広く手軽さで言うとダントツでCOPIC推しです!
それぞれ用途や場面で使い分けていくこと
単にペン好きと言うのもあるけどそれぞれの良さがあって1本には絞れないので、プラマンやCOPICは見出しや大きめのリフィル・ノートだったり手紙だったり。Tachikawaはマイクロ5などの小さめなものに書く時やスケジュールを書き込む時だったりとそれぞれの特徴を踏まえて使い分けていくことがおすすめです〃´∀`)
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