万年筆・インクブームで身近になった万年筆も、まだ高級感・手が出しにくいイメージがあります。
でもそんな初心者・最初の1本として手を出しやすい万年筆がたくさん出していてそのひとつが『preppy』です。
PLATINUM
1919年(大正18年)に中田俊一が万年筆製造メーカーとして創業され2019年で100周年を迎えたプラチナ万年筆。1931年(昭和6年)カタログ郵送による販売を始め、様々な万年筆を開発・製造。1956年(昭和31年)世界初となるカートリッジ万年筆の実用化に成功しました。その後もセンチュリーやプレジデントなどの高級万年筆からプレジールやプレピーなど初心者でも気軽に万年筆を楽しめるリーズナブルなものまで数々のヒット商品を生み出し、日本の3大筆記具メーカーのひとつとして多くの支持を得ています。
PLATINUM preppy
PSQC-400
ペン先:ステンレスペン(ST-27)
ペン先サイズ:03(細)
ボディ:PC樹脂
大きさ:全長138mm 最大径13mm 重量13g
PSQ-400
ペン先:ステンレスペン(ST-27)
ペン先サイズ:02(極細)
ボディ:PC樹脂
大きさ:全長138mm 最大径13mm 重量13g
¥440(税込)
PSQ-300
ペン先:ステンレスペン(ST-27)
ペン先サイズ:03(細)/05(中)
#21ピンク#28バイオレット#30イエロー#41グリーンは03(細)のみ
ボディ:PC樹脂
大きさ:全長138mm 最大径13mm 重量13g
¥330(税込)
ペン先が02(極細)〜05(中)。03(細)はFというよりMなので、細いペン先が良いなら02(極細)がおすすめです。
PSQ-400ブラックとPSQC-400クリスタル

本体


本体はPC(ポリカーボネイト)樹脂。樹脂・プラスチックの中で最高の耐衝撃性があり、透明度はガラス並みなのでとてもクリアで軽く持ちやすいです( ´∀`)そしてクリアなため大先までインクカラーが見えるので、どのインクを入れたのか一目でわかるのも使いやすい特徴です。
ペン先
PSQ-400ブラック

ペン先はステンレスですごく細く硬めではあるけど、インクフローが良いのですらすら書けます。
PSQC-400クリスタル

02に比べると若干太め。でもFと言っても思ったよりは太いなぁと感じました。




書いてもわかるように、結構太さが違います。細字が好きなので太いと感じるかもしれないので、これは好みが分かれるところだと思います(´ω`)
キャップ部分

プラチナ万年筆preppyの最大の特徴であるキャップ部分。
キャップは機密性を高めると負圧が開閉時にかかりインクの飛び出し(ポンピング現象)が起こってしまう。それを防ぐためには解放構造しないといけなくなり、それが万年筆のインクが乾燥してしまう原因でした。そこでプラチナ万年筆が開発したのが『スリップシール機構』!カートリッジインクを差し込んだままキャップを閉めた状態で1年放置しても乾きません(゚∀゚)
カートリッジ部分

PLATINUMは独自規格のコンバーターなので専用のものを使用しています。
実際書いて見ると
PSQ-400ブラック 02(F:細字)


極細であの細いペン先だとカリカリをイメージしていたけど、インクフローも良く滑らかな書き心地です。
使っているインクはiroshizukuの『天色』で、こちらの過去記事に載っています〃´∀`)ノ
PSQC-400クリスタル


こちらは極細よりももっと滑らかな書き心地。もちろんインクフローも良く、線幅は紙によって違います。使っているインクは付属されているブラックのカートリッジをそのまま使用しています。
ハイエースネオに比べ見た目はシーンを選んでしまうものの、万年筆として機能は十分にあり、値段も¥300〜¥400と試しやすいので初心者でも安心して購入出来る万年筆としておすすめです!
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